コスミックマザーとは、宇宙の源から生み出された、女性性の根源のエネルギーです。
例えば、アフロディーテ、イシス(イシュタル)など、この世界で「女神」とよばれるような特別な存在、それらの集合的な意識、エネルギーだけをさすものではなく、普遍的な愛のエネルギーです。
- 純粋無垢な遊び心を宿す、童心
- 受容する、女性性
- 育み見守る、母性
これらが三位一体となり、「聖なる女性性」として、「行動」をつかさどる男性性と、統合されたエネルギーとして、活かされていくことが大切である、と語ってきてくれています。
私は、この「宇宙の母性」「大いなる母」ともいえる女性性エネルギー源を 「コスミックマザー」、地上で内なる神性さを開花し、望みを生きるあり方を「女神意識」と表現しています。
聖なる女性性とは
聖なる女性性とは
- 子供心(純粋無垢な遊び心)
- 女性性(受容性)
- 母性(育み、見守る)
「女性性」とつきますが、生物的な男女の区別を示すものでは、ありません。また「聖なる」とつくと、信仰をイメージされる方もいるかもしれませんが、特別な信仰宗教をさししめすものでも、偉人聖人として就業のような生き方を、さししめすものでもありません。
人生と、ご自身を愛し、さらに楽しむことができるように、あり方を整えていくことなのです。
「聖なる女性性」は、自分を満たし、そこから周りへと広がる、慈愛が軸になります。
自己犠牲や否定から、内なる神性さに気づき、覚醒していくことは、愛とあり方を根本的に変換し、その結果、本来のご自身の望みに気づき、行動し、未来を創造すること、人生の幸福感や満足度を高めることに、つながっていきます。
女神意識、聖なる女性性にたどり着くまで
女神意識と出逢う以前に、「聖なる女性性」というキーワードを、インスピレーションで受け取っていました。
個人的に真っ先に感じたことは、「「女性性」と何が違うのだろう?」という疑問で、単語だけがおりてきて、詳細はわからず、宇宙に投げかけましたが、「焦らず、自分で答えを見つけなさい」という回答でした。
瞑想やワークを通じて、ようやくたどり着いたのは、聖なる女性性とは、「全ては一つである」と統合への意識へと進化していく中で、一つ一つのいのちに、愛と光が宿っていることを、尊ぶ姿勢のことであるということです。
それから次に、「女神意識」のエネルギーとビジョンを感じられましたが、どう表現したらよいのか、言語化に時間がかかりました。
宇宙創造主の傍らで、見守っているように感じられた、そのエネルギーを別の言葉で表すなら「大いなる母」「愛のふるさと」といえるような、優しく、大きく、あたたかさに包み込まれるようなエネルギーでした。宇宙の創造主からは、広大で、大らかで、純粋な独特の安心のエネルギーを感じるのですが、それとは違った、より女性的なエネルギーだったのです。
振り返ってみると、熾天使セラフィムのエンジェルリンク・アチューメントをきっかけに、女神意識への旅が始まっていたように感じられます。
宇宙の源(ソース)のエネルギー以外に、何か大きな愛のエネルギーがあると感じ、大天使、マスターの中でも、女性的なエネルギーが強い高次の存在たちに導かれながら、日々向き合い、「女神意識」至りました。
長い歴史の中で、傷ついてきた女性性が癒され、一人一人の中にある本来の優しさや愛が開かれることが、多様性が増していく、これからの地球の共存共栄に、不可欠である、ということなのだと、感じています。
人生は、愛を学ぶ旅
私たちは、ディセンション(次元降下)の中で、対人関係、感情を通して、様々な体験と愛を学び、やがて根源の愛へと回帰していきます。その「愛」とは、人間関係、他者へ与えるだけでもなく、外から与えられることを、待つだけのものでもありません。
人も、動物も、植物も、鉱物も、全てのいのちが、同じふるさとへと、かえります。姿かたちは違ったとしても、全ての命が、根底ではつながり合い、響き合っています。
そんな根源の愛を、すでに持っていることに気づき、思い出し、現実の世界で、活かしていくことができるのは、ご自身の世界を創造している、ご本人だけなのです。
愛と平和と幸せを願わない人は、いません。
ご自身が、本来の自分として、幸せを生きていくことが、巡り広がる、この世界の平和や調和にも、つながっていきます。
あなたと、あなたの世界、そしてたくさんの命を育む青い地球という星が、愛あふれる豊かな世界でありますように。